PIC32MM CPUシステム

令和 2年 5月15日

 UARTx2の仕様を見直します(2)

 他の事に気をとられてUartx2基板の評価がノビノビになってしまいました。
基板は随分と前に到着して実装・初期評価までは終わっていたのですが、そこで放置状態になっていました。
従来の基板と新規基板の外観を下記に示します。

      図(a) Rev0(旧基板)                図(b) Rev1(新基板)

新規版のほうは動作検証中の写真のため、片方のCHのみコネクタを実装しています。
この写真ではRS-485の動作を検証している時の写真で、ドライバICとしてSOICパッケージのICを
DIPに変換したものを実装しています。

 新旧の基板で大きく異なるのは基板の中央付近にあったCPLDが無くなっていることです。
CPLDで実行していたUARTの各信号を拡張コネクタの各信号線に接続する処理はジャンパ線で代用されています。
写真では中央部のやや上側に4本のジャンパ線が見えています。
このジャンパ線の付近をCADで拡大したのが下の図で、各UARTの信号線を拡張コネクタの信号線に接続する
様子が分かります。


RS-232C, RS-422, RS-485の各IFでの動作確認が出来たので、残りの1CHについても同様の検証を行ないました。
製品の実装サンプルとしてRS-232C, RS-422構成の写真を示します。
写真では分かりづらいですが、CH2分のジャンパー配線は裏面で配線してあります。
また、写真ではRS-422の受信ICとしてSOICパッケージを使用していますが、製品の入手が間に合えばDIPパッケージに
変更します。






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